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狸の「噛む」ことの意味(追記) [訪問タヌキ]

噛むといっても、人間を攻撃するために噛むというより、
食べるために噛むことを覚えなければならない。
養育タヌキらしいみたことない親タヌキがいちど来たことが
ありました。そのタヌキはドライフードを吸っていました!!
噛むことを知らなかったみたいです。

タヌキの間で噛むことは
コミュ二ケーションの方法でもあります。

タヌキが感情的になったりして、
人間をタヌキが噛むことはあるでしょうが、
防衛本能でしょうね。


普通、野生のタヌキはもの音を聴きつけ、
人間の気配を感じたらまず逃げます。


狸は鳴かない。
・・仔タヌキが母タヌキに「お腹すいたよー」「かまってよー」と声を上げると、
噛んで、中止を指示します。そんな養育を始めに受けるので
タヌキは吠えることはほとんどありません。
人間に見つかると酷い目に遭うという歴史を背負っているからでしょうか。


狸はまず、逃げる。
・・タヌキは攻撃しません。まず逃げます。
攻撃するところを見たのはシマ争いの時だけです。


「噛む」というのは、中止を伝えるため、危険を知らせるための
行為のようです。

仔タヌキたちがジャレ合って噛んだりしているのは、
遊びながら、「噛むこと」で力量、腕力を見せ付けながら
コミュ二ケーションの一種かもしれない、
と微笑ましく見ていて、
思い出したことがあります。

ほら、「不良」と言われる人間の子が「儀式」と称して
おとなしい子を組み伏せたりして腕力を誇らせた場面を
昔、学校の校庭で見かけたことありません?

いま、学校では、なんでも陰湿ないじめが、隠れておこなわれていて、
皆の前で、いじめがおこなわれていても、誰も止めに入らないそうですね。

それは人間のおとなが悪い見本を見せるばかりで、
子供たちに正しいお手本を見せられないのかもしれない。

親タヌキ、養育タヌキは背中で仔に生き方を教えています。
「食べられるものはこれ、危ないからまず逃げる、ここの水を飲む、」
というふうに。。

去年は1週間、親仔で一緒なところは見られませんでしたが、
今年は1カ月かかっているのは4匹合同教育だからでしょうか。。

仔タヌキを見ながら、そんなことを考えました。

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