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お久しぶりでゴザイマス [樹木]

今年は山が動くらしい。

というのは、森林保全ボランテのわたしたちの

仲間うちでのこと。

助成金などをあてにしない、できない

わずかな1mmほどの動き。

それでもいい。

でしょ[わーい(嬉しい顔)]


元仲良しグループ3匹 [2012年春]

昨日は2匹(ふー、イエ) がやってきた。

もう、がんばちゃんを見ることはないのかと、思っていた、。

ところが、今夕、

まずイエちゃんが。

ちょっとしてからふーちゃん が来て、
ふたりで仲良く食べていて、

少しすると、 「ガガがーー」 というGANBAの怒鳴り声しかしない。。

GANBAがひとり陣取りゲームをはじめた。

顔は元気そうに見える。
目の周りはタヌキらしく焦げ茶の隈取がされている。
痛ましい尻尾付近の傷は、好転しているとはみえない。

陣取られても、イエも、ふーも 歯向かう体勢をしないで、二匹は姿を隠している。

元仲良しグループだから、
お互いがわかっていて、仲良しではないが賢いグループなのだ。

だから、
傷の痛みで苦しいだろうに、
イエちゃんが、争わずに、まとめ役をつとめている。

賢いタヌキは病を得ても賢い。
GNBAのことをわかっている。。

どこぞの国の民意をくみ上げない人間政府のリーダーのようではない。


吉村昭著 「羆嵐(くまあらし)」 に想像力を! [読書]

裏表紙の紹介文をざっと、写します。

《大正4年12月北海道天塩山麓の開拓村を
恐怖の渦に巻き込んだ一頭のヒグマの出現と殺害された開拓民たちとその村、
そして
ひとり沈着にヒグマと対決する老練な猟師の姿を浮彫りにしたドキュメンタリー長編・羆嵐》


読み終わったあと、「羆という食肉獣」と当時の「貧しい暮らしぶり」と

21世紀の「豊かさ」のすぐ裏にひそむ「原子力発電という肉食獣」を

取り入れてしまった時代を、重ねて考えることができると感じたのです。

見ることや臭いも感じとることもできない「放射能という肉食獣」に

想像を働かせることは、難しいでしょうか。


この本にはこんなシーンが描かれています。

案内の集落の区長と、羆を退治するために出かけ、羆の行状を見て怖くなり、

慌てて帰還した下士の男たちを、上司が怒鳴りつけました。


・・・・引用・・・

《 区長は、頭をさげて土間におりた。
かれは、この口髭をはやした男(分署長)はまだなにもわかってはいないのだ、
と胸の中でつぶやいた。

分署長は、顔色を変えて逃げ帰ってきた男たちを罵った。

確かに男たちは、ヒグマに襲われたわけではなく、物の影に怯えたにすぎない。

しかし、彼らは、村落内の深い静寂に一頭の食肉獣の息遣いを身近に感じ、
六線沢がヒグマの支配する地であることを知った。

それによって、かれらは競うように六線沢を離れたのだが、
それを責めることはできないはずであった。

区長は、医師に随行して村落に入っていった男たちに親近感に似たものを
いだいていた。少なくともかれらは、3時間足らずの行動によって、
じぶんたちと同じ感情の動きをしめす人間になったことはあきらかだった。 》


・・・以上 引用・・・


[口髭をはやした男(分署長)]を
原子力発電事故被害(ヒグマ)の実態を知ろうともせずに、
遠く安全な場所で机の上で数値をながめ、
子供にも20ミリシーベルというおとなとおなじ基準値を適用する
「空缶」という男に変換することができるかもしれない
と想像することは不適切だろうか。

福島原発事故後の3月21日に福島のお母さん住民たちから現状を、
直に聞くことができた、あの文部科学省の若いお役人たちは
福島被災住民と「感情」を共有し、子供たちの将来を理解しただろう、と
YOUCUBE動画を見たとき思ったのです。
が、大ハズレでした。20ミリシーベルが覆されなかったからです。

チエルノブイル原発事故の研究家で
日本の原子力専門家の高官が知識を総動員し、
「小学校などの校庭利用線量基準(年間20ミリシーベルト)を、
乳児、幼児、小学生に適用することはヒューマニズムの観点から絶対に受け入れられない」

と、想像力の欠如した国の最高責任者「空缶」に
抗議の辞任届けを提出したことからもあきらかです。


精力的で緻密な取材をもとにした「羆嵐」という著作を通して、
原発事故を重ねることに違和感を覚える読者もおられるかもしれない。

けれど、吉村昭氏がドキュメントを通して訴えておられるのは
「生きる危機感」だとわたしは思うので、
地下の吉村昭氏には許していただけると信じています。




去年生まれの仔たちが冬を越してまた、庭畑にやってきてくれました。 [2011年春]

タヌキは、1月、2月頃からチラチラ遠慮がちの姿を見せてくれていました。

そして、3月にはしっかり姿をみせてくれたのは
「またきたよ~」という挨拶をしてくれるイエニスクとがんばスモウのペア2匹。

そして遠巻きにやって来る、というより「人間怖いよ~」タイプの
三番手とたまちゃんの2匹でした。

やがて、見たことの無ない「傍若無人」タイプの2匹が、
イエニスクとやって来たのは、4月になってからでした。
ン?
親戚の仔を連れて一緒にご挨拶かな、といっときわたしは思いました。

それから間もなく、
2匹のタヌキがやって来ました。

久しぶり、がんばスモウかしら?

その、すこし痩せたタヌキが目の前を右から左に横切ると、、、、
脚が、ひとつ足りません。


目をこすってもう一度視ても、三本脚です。
胸を突かれた気分になりました。

どう視ても、がんばスモウです。ひとりで食べています。

その間、イエニスクがやって来た三番手が、がんばスモウの食べるのを妨げないように
行く手をさえぎり、ガードしました。

3番手が消えると、離れたところでがんばスモウが食べているのを

じっと見守っていました。

いったい何ががんばスモウの身に起きた[たらーっ(汗)]のでしょう。













































































英国の首相官邸に赴任した野良猫「ラリー」の写真から。  [猫]

猫より犬が好きなのですが。。。
しかし、犬を飼えないので、畑に訪問するタヌキに
仲良くしてもらっているので、野生のタヌキに
このようなブログを書かせてもらってもいるわたしです。[猫]


英国の首相官邸のネズミ退治を期待された野良猫・・・
その写真をWEBサイトでみつけ魅かれました。

その面構えは立派に見えます。
野良猫で堂堂としているというのがね。。
この官邸を気に入ったのでしょうか。

官邸に「雇用」されたから、
ラリーにハクがついたというわけではないでしょう。

ネズミを捕まえる卓越していた能力が
認められたのでしょうね。

・・・引用・・・
英首相官邸で飼われることになった4歳の雄猫、ラリー=15日、ロンドン(ロイター)

http://sankei.jp.msn.com/world/photos/110216/erp11021611330000-p1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/110216/erp11021611330000-p2.htm


2010年夏、孫の世話をしていたおばあさんタヌキのイチ [狸のイチ]

去年の夏、4匹の仔タヌキがうちの畑をフィールドにしていた。

フードを目当てに
食べ場にいっぺんにたくさんのタヌキが入りこんでいたことがあった。
多い時は6、7匹見掛けた。

親タヌキ、養育タヌキが、保護を目的に仔とともに食べていた。
数分の食事時間をデジカメにおさめた。
ある日撮り溜めたものを見ていると、
懐かしい!イチを発見。そして隣にいたのはSUだった。

2010年うまれの4匹の仔●イオ二スク●ガンバスモウ●たま●_
の世話におばあさんのイチがお母さんのSUと世話にやって来ていたのだ。
小柄なイチは、動き回る仔と大差ない身体つきなので、区別がつかなかったのですが、
画像から見ると、よくわかります。

以前のブログにも出てきますが、イチはおとなしいメスです。
人間のわたしをはじめから信用していました。
そのころ、ボスうりりんとの間に2回の出産経験をもっていました。

きょうのWEBニュースによると
チンパンジーも孫の世話をするとありしたので、
タヌキも孫の世話をすることを書き留めておきます。

チンパンジーのように背負うということはできませんが、
仔が食いはぐれることのないように、
フードを確保するためのお目付け役をしていると思います。
養育タヌキやオスのタヌキは気弱な仔タヌキのフードを横取りしますからね。

この畑のタヌキの群れは年功序列を重視しているようです。

記事引用・・・・・・・・・・・・・

チンパンジーも孫の世話…「祖母の役割」の原型
読売新聞 1月8日(土)14時37分配信

 西アフリカのギニアに生息する野生チンパンジーの群れで、
「おばあさん」チンパンジーが孫の世話をする様子を、京都大霊長類研究所が確認した。

 チンパンジーは死ぬ直前まで子供を産むため、人間の祖母のようには孫の面倒はみないと考えられていたが、研究チームは「人間の特徴である祖母の役割の原型がチンパンジーにあると初めてわかった」としている。

 昨年12月から同研究所の松沢哲郎教授、山本真也助教らが野生チンパンジーの生息するギニア南部のボッソウ地域に滞在。人間では70歳以上にあたる推定54歳の雌は、
3歳の孫を手招き、一緒に歩いて森を分断する幅約4メートルの道まで来たところで孫を背負い、道路を渡った。

 松沢教授は「ボッソウでは、栄養状態が良いので、寿命も延びて子供を産まない時期が長いため、
経験豊かな祖母が孫の面倒を見るほうが理にかなっている。
人間も、そのような過程を経て進化してきたのかもしれない」と話している。

・・・・・・・・


外は雪景色、大晦日に降った残り雪。今年も相変わらず タヌキどし( 2011年1月1日) [人間という動物]

年賀状を書かない習慣は、3年目くらいかな。。。

9年前、父が亡くなってから、その後も父宛のかなりの年賀状が
毎年来ていました。

母が、虚礼は止めると宣言。
年始をはずして、お返事は書いているようです。

わたしも同時にやめましたが、
元気にしているよ~葉書は書きたいので、それでいいんではないか、と
タヌキの写真を葉書に印刷して、今日、自転車でひとっ走り、
ポストに投函しました。

今日は曇り空、ときおりミゾレ。[曇り][霧]

タヌキの姿はみませんでした。[右斜め下]

きのう大晦日に鰤のアラを出しておきました。
2010年生まれの3匹を見ました。

カラスが仔タヌキを狙う [2010年初夏その後の仔タヌキ]

数日留守をしていました。

わたし「古狸が食料を独占して、仔タヌキが餓死すると困るから、
朝と夕方にフードを準備してほしいんだけれど。。」

老母「やれやれ、、どこに置くの?」

わたし「蓮の陰のココと、テーブルの下、あとココと、、」

(畑を案内しながら、、、左足を怪我したスワン母さんは食べるために
畑に邪魔されずに、出てくることができるだろうか、、
仔に食べさせて、オマケに他の兄弟狸が食べても、
スワンの口に入らない。。と想像してました)

帰宅後:

わたし「留守中、タヌキ見た?」
母「言われたように朝と夕方に、上げたよ。でも一度も見かけなかったの。
2時間あとで、見にゆくと、カラになっているの」

わたし「ふーん、ありがとう」

仔は養育タヌキとお父さんが、世話してあげている
だろうけれど、怪我したスワン母さんを他のタヌキが世話しただろうか。
心配はそれです。

今日は、何度か、タヌキを見かけました。

オトナは4匹はいたでしょうか。。
一瞬、スワンに似たオトナを見かけましたが、
足をひきずっていませんでした。直ったの?

オッパイがはっきり見えたお母さんタヌキもいました。。

その後、仔を4匹ほど一瞬みかけました!
よく見ようと、窓を開けると、一目散に逃げていきました。
素早い!サッカー選手かも(^^)
見慣れないツンツンの伸びきった髪型(!)は初見でした。
今日の快晴の日和にかこつけて「天晴れ」君と名前をつけました。

その後、タヌキの出入りを何度か見かけました。

「あれー」と思ったのは、さきほどの4匹と同じ仔かしら、
それとも、別の母親の仔だろうか、と感じたからです。

「畑の使用権」はタヌキたちにあるので、
彼らが認め合えば、わたしは見ているだけですが、
強気の親が他の親の仔を迫害していくなら、
わたしは、ゆるせない、と思うヒトなので、

「あんたたち、親のじぶんばかり食べて、仔はどうしたのよ。」

手をパチンと鳴らすと、オトナタヌキは逃げたふりしますが、
じっとわたしを見ています。

『どうしてーー、、ぼくらが食べていると安心して仔が畑にやってくるんだよー』
とタヌキたちがわたしをみたのだと、あとで判りました。

仔タヌキが二匹出てきて、
一匹が急いで食べ終わり、いなくなると、
<ザザザー>と梅ノ木の枝が揺れました。
あわてて、残りの仔は逃げましたが、
わたしが畑に出ると、カラスが杉の木の頂上めがけて逃げて行ったのです。

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2010年生まれの仔、畑デビュー  [仔だぬき情報]

長らくご無沙汰していました。

ことし生まれた仔をなんとか、
わたしの目でみることができました。

畑デビュー前のメモ:

去年は♂うりりん、♀Su夫婦が

まず、1匹(スク)次の日もう1匹(スワン)
3日目にもう2匹(すんだい、すごろく)
合計全部で4匹連れてきて、わたしに見せてくれたのです。

昨日の畑デビュー:

今度もそんなふうに現れるだろうと思っていました。

でも、そんなはずないですね。
毎年、性格の違うタヌキの夫婦がやってきて、
性格が違うので育て方も違うでしょう。

昨日、畑デビューの仔タヌキを二匹はじめて身近に見ました。
ほんの一瞬でした。

(今までも、わたしが見ていないだけで、明るいうちに来てたと思います。)


きのうお父さんタヌキが連れてきたと思っいましたが、
お父さんがフードを食べているところに、
ついてきた、感じでした。

今年の夫婦はスワンとスクだろうと思います。

スワンは仔の去年から覇気に乏しくて、
食に貪欲ではなくて、
虚弱の印象がありました。
それで、いつも母SUがつききっきりでした。

スワンは人間のわたしを恐れず、信用しきっていたので、
仔を連れてくるのもフラっと、見せにくると思いました。

きのうの仔の様子を見ますと、ドアノブの開閉音を聞いただけで、
逃げが早かった。
タヌキの素質あります。(!)


◎ このところスワンが元気がなかった理由は
虚弱体質にはお産がきつかったのかもしれません。

それから、もうひとつ。

◎ 去年4匹のタヌキのうち、スクとスワンが夫婦になると、
他に兄弟が2匹がいるわけです。

いちばんちいさいスゴロクはスワンと友好的で
仔のめんどうを見ている養育タヌキのように思います。

ところが問題は、残りのスンダイです。
ダイは大の意味でつけた名前でして、
大柄なスンダイが今年の仔のフードを横取りしているようなのです。

そうすると、仔の口は満たされません。
スワンは優しい性格で弱いので、
スンダイと戦うことはできないでしょう。

ただ、仔のそばにスンダイがこないように
間に立って防御しているふうに今日は見えました。

スワンがわたしを見てどうしたら良いの?と
話しかけて、悲しんでいるように、わたしには見えました。

本来ならば、お父さんのスクがスンダイを蹴散らさなければならないのですが、
同じ兄弟なので、邪険にはせず、、フードを仔にわけるようにはみえません。

去年の場合、お母さんのSuは兄弟のOOO(あとで思い出して記入予定)を
ものすごい剣幕で畑から追放しました。

一昨年の場合、お父さんのうりりんは他の仔を
畑から追放しました。
去年は仔の畑デビューに1週間くらいつきあって、
あとは知らん顔のうりりんでした。

今年、ウリりんもSUも見ません。

母スワンは他のタヌキを蹴散らすなんてできない性格。
父スクは兄弟のスンダイを畑から追放できない気弱な性格のようで、
今年はわたしがスンダイを追放しなければ、
今年うまれの仔がスンダイに追い出されるかもしれません。

スワンがおろおろしながら食べているのは、その間
スンダイが来ないよう、仔を守るささやかな示威行為だったのかもしれません。

新しく生まれた仔は
♂っぽいのがイエニスク・・わたしの投げたパンケーキが皿に入ったのをくわえて一目散に逃げた。

二番目に見たのはそのイエニスクのパンケーキにつられて出てきた一瞬見た仔で
♂♀不明ですがガンバスモウ(!)

覚えやすいように、
今日的な命名しこころがけました(笑)




今夜、現れたタヌキは仔が3匹でした。 [2010年初夏その後の仔タヌキ]

すっかり、ご無沙汰していました。きょうは5月1日。

ツツジの花のさかりで、初夏の気候です。わたしは草払い機で草刈をしました。
イタドリが異常な長さで育っていましたよ。

冬の間は、仔タヌキたちを、なかなか見かけることはできませんでした。

それでも、ことしは、3月頃から、去年生まれた仔のスワンが、斥候の役目のように
用心深く、ちら、ちら、姿を現していました。

そして、2匹だったり、3匹連れだって現れていたのがここ2ヶ月のタヌキの様子でした。

去年の夏、オカアサンとオトウサンに引率され、
このmindigの「庭畑」に現れたスワンは、食べものを探すのに淡白でしたから、無事育つだろうか、と。
心配しました。

姉妹あるいは兄弟たちが必死に食べ物競争をしているのに、彼らのために地面に埋め込んだ
水甕の水のキラメキにうっとりして、水面を前足で動かし、スワンは遊ぶのに夢中でした。

タヌキの子供も人間の子供と同じように、
好奇心が旺盛なんだと、うれしい発見ができましたね。

二番目の仔がホンワカのんびりしたスワンで、
用心深く、けして人間のわたしの前に姿をさらさないのが一番はじめに連れてこられたスクでしょうか。

しかし、3番目の仔タヌキ スンダイは思い出せません。(涙

4番目の仔が嗅覚が鋭く、鼻を突き出し、小柄で、転がるような走りをする、
スゴロクといったところが、去年生まれの仔タヌキについてわたしが思い出せることです。

そして、その3匹が今夜、訪問してくれました。(そう思います)

この記事を書いている間、近所の犬がしきりに鳴いています。
連休で、学校もお休み、人出が少ないと、遠出するのがタヌキファミリー。

クルマに用心してほしい。。。。。。。

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