リピーター狸の感性と番犬植木鉢と不審者

このところ、毎晩、
玄関側に設置したセンサーチャイムが
必ず、鳴ります。
センサーライトも点きます（故障もありますが）

もちろん、誤作動で鳴るときもあります。
最初はタヌキか、猫か、と思ってもみました。
しかし、いまの世代のタヌキは

車の往来がすぐのところにあるので、玄関側には行きません。
畑の崖側を往来しています。

不審者が玄関側に夜の暗さにまぎれて
やってくるのです。
不審者が来ていると判って、ほおって置く時もあります。

例えば、先日まで、犬を放した不埒な人物に向けて
あてもなく、ちょっとしたフレーズを書き記し、板に貼り付け、
敷地の畑に置いていたのを
わざわざ剥がして持ち帰ったのでしょう。
きれいになくなっているのです。
その当人が剥がした証拠だと思うほかありません。
笑ってしまいました。

しかし、来ていると判って、そのままにしておかないで
それなりの行動をとる時もあります。

つい、先日、テレビの音が大きいので、
チャイムの音が聞こえないのだと
予測したらしい不届きな不審者が侵入してきました。

玄関の外のセンサーチャイムが鳴ったのをわたしは聞き逃しません。
直後、「うーっ！」という男の呻き声が聞こえました。

「誰！」とドアに向かい怒鳴りドアを開けて、
「用があるなら昼間来なさい！」と闇に向かい
再度、怒鳴ったmindigです。

灯りの中で植木鉢が転がっていました。
センサー音にびっくりした不審者が蹴躓いたようです。

番犬植木鉢（！！・笑）

　
－☆ー☆

狸たちの様子がおかしいのは前にも
書きましたが、
それは犬、猫のせいではなくて、
やはり人間のせいなんです。

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この周辺に住む人たちには生活していくうえで「シガラミ（柵）」が
大きなウエイトを占める生活が長いこと続いていました。

自然を相手にする農作業や、公共事業が主な仕事の地方では
何らかの繋がりがなければ生きていけないという
切実な現実もあるようです。
しかし、そこには「シガラミ」という制約を設けて、考えの違うひとたちを取り込んで、
無理に従わせようとする体制をつくりだす人たちがいるのです。

ことしは特に選挙が多くて、（ため息）
立候補者関係の団体とか、個人で頼まれたと称して、
コワモテの人物たちが車で頻繁に徘徊する状態が続いています。

彼らは様子を伺いながら、個人情報を集めているらしいのです。
　
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犬や猫を放した人たち、情報集め各位殿へ

・タヌキは害獣ではありません。
・訪問タヌキとの交流は市場経済には絶対リンクしないお金儲けとは遠いことです。
・夜中に、ウチの畑にきても見るべきものはなく、無駄ですよ。　
・団体行動が嫌いなので仲間にはなりませんよ。

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一般家庭には番犬がいるのでしょうが。
センサーライト、センサーチャイムと併せて、
ここの再訪問タヌキは防犯の役目もはたしてくれます。

まったくタヌキが来なくなったら、
ここは人間の住む場所ではなくなる時です。

コメント 2

不審で害を撒き散らし厄介なのは人間。センサー設置、鉢植えは
あって正解ですね。もっと侵入し難い障害物が欲しいところですね。
困ったものです。でも気をつけてね。

人間以外の生き物を排除したら、何もかも終わる。他の生き物達の
存在を尊重出来ない人間達がいなくなれば地球はことの他、
潤うだろうねえ。
by ｆｕｕｐｕ (2007-10-16 19:40) 

障害物、いろいろ考えてます。（笑）人間が鳥を捕まえるときに使う不法網のかすみ網？みたいなを設置して、人間が捕まったとたんに上からドスンと何かが落ちてくる仕掛け。でも、死者が出るのは困る。その落ちてくるのにふさわしいものは何だろうと、、、どうでしょう。。
by huu-tuwabuki (2007-10-16 20:37)