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狸は人間以上に自由な旅人と考えながら、コメントのお返事をここでさせていただきます。 [訪問タヌキ]

さはらさん fuupeさん komugiさん
コメントありがとうございました。

このあたりは田畑が多く、休耕田もあり、ウチのような、
畑とはいえない、雑草畑もあります。
狸は夏の間は、必ずしも、巣に帰らなくとも、たくさんの昆虫を捕まえながら
近くを旅しながらどこかの原っぱの草群に隠れて夜をすごすこともできたのだろうと、
ムツがゴローを待ち、疲れ、昼間、庭の隅の草かげで丸くなって眠っているのをみて、思いました。
ムツと気が合う伴侶が現れるといいのですが。好き嫌いはあると思いますから。。
            -☆ー

夏は昆虫がたくさんいました。食べることをしのぐことは十分できたのだと思います。
先日、柿の木のずいぶん上のところにカマキリがいるのを初めて見ました。
地上にいると、狸に襲われるから逃避していたのでしょうか。
そこには蛇がいたこともありました。

厚い夏の間、どこかの草原の草群に隠れてすごしたゴローとムツは、
寒くなって、巣に帰ると、自分たちの場所は他の狸がいて塞がっていた。
そんなことも考えられます。
その狸は多分、ゴローのあとに生まれた子狸かもしれません。
2月ごろ、うりりんは連れてくるのかな。。今年そうだったように。。
予想です。

そして、ウリリンとサンが養育した仔狸たちをまた、
次の世代のために、畑を返してくれ、きみたちは他を探すのだ!
というようなムツにたいする、お仕置きのような、実力行使なのでしょうか。。

ゴロー、ムツがいなくなったその後、ウリリンが当然のように!
仔狸のころ同様に畑にやってきていました。
ウリリンたちも、夏の間は昆虫など、タンパク源のグルメ料理(笑)を食べてきたのに、
冬は寒く遠出ができない、昆虫もいない、食べ物が簡単にみつからない。。
それで、エゴから仔狸たちのmindigの畑を取り上げた、と見えなくはありません。
             -☆ー
何度も繰り返しになりますが、去年、最初にmindigと知り合いになったのはイブでした。
イブは食べ物が見つからなくて、
夏の間に古柿の木から赤くなる前にポトポト落ちた青柿を食べていたんです。
当時はドライフードという食べ物はここにはみあたらなかったのです。

そのイブはい無くなり、兄妹のウリリンが君臨しています。
イブはウリ(ウリリン)の面倒をよく見ていました。
ちょうど、イブはゴローのような存在で、ウリはムツのようでした。
仔狸がまだ、自立できないのに、
追い出された仔狸はどうすればいいと思う、ウリリン!
            ー☆ー
今頃は仔狸のウリリンはここで、ドライフードの味を覚えたのです。。
そして冬中、このmindigの畑に出入りできて、丸々と大きくなり、典型的な
どの狸が見ても、立派なリーダー狸になりました。
ウリリンはムツの気持ちがわからないこと無いと思うのですが。。
  
            ー☆ー
他の動物のことをすこしー
わたしはこの地に生まれたわけではないので、そんなに前のころの事はわからないのですが。
ここ数年でいいますと、ハクビシンの足跡を見たことがあります。
屋根を誰かが歩いている!と窓を開けようとしたら、猿と目が合ったこともありました。
あとは野良猫が時々来ていました。
仏壇にお供えしたご飯を祖母が毎日、施餓鬼として、畑に放り投げていました。
そのご飯を食べに来ていた狸が深夜いたかもしれません。
仏壇のあるお家はみな、施餓鬼をそのようにやっているとするなら、、
あちこちで狸の食事があったでしょうか。。

           ー ☆ー
狸の糞溜まりを3、4年前木の根っこにみつけたことがあります。そこは竹林と雑木林の中。
イブちゃんのピカピカの真新しい糞がそばに遠慮がちに置かれていました。

夏は銀蝿がたかっていて不衛生、病気が発生したら嫌だな、と思っていましたが、
そんなことはなかったのです。間もなく、そこの糞は盛られなくなり、崩れ、土に戻りました。
臭いというより匂いのする場になり、その養分をもとにあの木は伸びているんです。。スゴイこと。
狸は場所を心得ています。

そして、こんなに狸の出入りがあるのに糞溜めがみつからないので、
ここ1年、ずーっと、何処だろう、と思ってましたら、、
なんと、昨日、休耕田の上の竹薮の下にてんこ盛りになった糞の山を見つけました!!
あれは、ウリリンが自分の縄張りだよ、と示したのだと思います。
すると、以前、木の根っこにあった糞溜が崩れたのは、仕切っていたその糞の主が死んだためだろうか?

狸は綺麗好きといわれています。わたしもそう思います。
糞は一箇所に共同トイレのように排泄すると聞きます。
あの糞溜は竹林の中にありました。竹は殺菌作用がありますから、
彼らの糞が不衛生にならないように竹林に盛られるというのは狸が賢い証拠でしょう。
     
ゴロー、ムツ以外にも、仔狸はいたはずなんです。
でも、その仔狸たちはどのように、いま暮らしているのでしょう。
例えて、仔狸はまだ、「善民」ではないでしょうか、すると、おお狸のウリリンは慈悲にあふれた反面、
サンと徒党を組んで権謀も振るう、セルフイッシュな人間の政治家のような気がしてきます。考えすぎかな。。
狸と付き合えばつきあうほど、狸は人間に似た感応力を持っていると思えてきました。

今夜は雨。ムツの姿は昨日今日、まだ見ていません。
でも陽だまり近くのフードが消えています。野良猫が食べたんでなければいいのですが。。


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