犬と虎の養育関係と仔狸たち [仔だぬき情報]
動物園で仔ベンガルトラが生後まもない4月に、
犬用の産室に移されて死産直後のフレンチブルドッグの母乳で
人口保育をうけていたというASAHIWEBニュースを読みました。
仔ベンガルトラが乳離れ後には別居させるつもりだったけれど、
仲が良いので、怪我する心配が出てくるまで共同生活をさせる、
と香川県の東かがわ市の白鳥動物園は見守っているそうです。
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タヌキのウリリンとサンはなごりを惜しんで、仔狸たちに「食べ物の場」を譲って、
この庭から立ち去ったのでした。
ハグレはゴローたち仔狸が現れる前、ここは自分の領分だからどこにも行かないっ、
という風に、いつまでも、ぐずぐず、していました。
ウリリンがじっと畑にうつ伏せになってmindigを見たり、
めずらしくサンが石のシートに座りじっとmindigを見つめていたり、
今思えば、そんな様子はmindigにサヨナラのサインを送っていてくれたのです。
その前、はじめて訪問のイブそしてリリーがいなくなるときは、何かサインを送ってくれたのだろうか?
。。。mindigは思いだせません。
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今では、ゴロー、ムツ、キュー、ジュードが
競うように、単独で訪れ、
それぞれ食べると、あとで、4匹が集合するようなかたちをとり、
ぐずぐずしないでさっ!と立ち去ります。
この仔狸たちは群れてmindigの庭をテリトリーにしていますが、
養育狸のウリリンという後ろ盾がいない今、
自分で自分を守ることが自然のおきて。
深夜はどんな狸たちが来ているのか、。。
あるいは犬を放つ獰猛な人間がいるのか。。。
-☆ ☆ ☆ー
WEBニュースの動物園のフレンチブルドックとベンガルトラが
じゃれあっている写真を見ましたが、
この4月から8月までの5ヶ月は
危険のないところで人間に見守られて、
仔狸たち以上に睦まじく暮らしたのでしょう。。
そして、別れの時は来るのでしょうね。
>ウリリンがじっと畑にうつ伏せになってmindigを見たり、
めずらしくサンが石のシートに座りじっとmindigを見つめていたり、
今思えば、そんな様子はmindigにサヨナラのサインを送っていてくれたのです。
僕が家の中を行ったり来たりしていてふと気付くと、さっきまで寝てたポチがよくサークルの中でそんな格好で僕を見つめています。
ですから、mindigさんを見つめる狸達の姿、その情景がはっきり想像出来ます。
目頭が熱くなります……
別れはつらいですよね……
永遠の別れは考えたくありません……
by 福ひろ (2007-09-05 01:15)
動物達の「子供は守るもの」という認識はしっかりしてますよね。
異種の動物間でも相手が子供なら受け入れるし、子供に食べ物場を譲るのも、ちゃんとしてる。野良猫もそうです。自分が産んだ子猫じゃなくても最初は気嫌うけど大人メスは母性が勝って面倒みちゃうし気の荒いオスでも自分の子供はわかって優しくするようです。
大人の動物は子別れで子供に対しては、私達が気をもむ程、辛くはなくてドライかも。そーであって欲しいという私の願い。
人と動物だと人は、お別れに弱いですね。私も野良の子猫を里親に渡すのはホントにイヤ。でも渡さなきゃいけない。相手の人がホントによく
育ててくれるのかと、すごく心配で。
深夜のmindigさんちのお庭は賑やかかも。楽しい集いが毎夜、開かれてそう。猫は集会を開くんだけど、もしかしたら狸さん達も...。
by fuupu (2007-09-05 19:34)
どんどん増えていくのでなく、そういう形態をとっていたのですね、驚きました。
その、トラと犬の親子は私はテレビで見ました、二人ともリードつけて付き添いもいるのですがトラに追いかけられて犬は逃げていました、身体の大きさも逆転し、今が限界のようでした。
人間の子離れも動物に見習ったらいいのかなと少し複雑な気持ちでした。
by こむぎん (2007-09-09 14:17)